【寝たきり介護】着替えやすい上下服! 最終的に辿りついたスタイルがこれなんです

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伸びる生地の婦人服

寝たきりの在宅介護をしているみなさんは、要介護者のご家族にはどんなものを着せているでしょうか?

パジャマ、浴衣、介護専門服と人によりさまざまだと思います。

でも寝たきり要介護者の着替えは毎日数回やりとても大変な介護の1つですよね。

この記事では

こんな人に向けた記事

  • 寝たきりの在宅介護をしている
  • 着脱のしやすい服を探している
  • 介護専門服は値段が高いので他に何かいい方法がないか探している

と悩んでいる方に在宅介護歴15年目を迎えるわが家が色々模索した結果、最終的に辿りついたスタイルが介護もしやすくてかなりおすすめなのでご紹介したいと思います。

少しでも同じような悩みを抱えている方のご参考になれば幸いです。

目次

寝たきり介護は着替えが大変

寝たきりの要介護者の着替えはとても大変です。

自力で動けない人がほとんどだと思いますが想像しただけでも分かると思います。

服を腕に通して背中に回して逆の腕を通して・・と。

もちろん着替えにはコツがありますが、それでもやっぱり大の大人の着替えはけっこうな労力です。

わが家の着せてきた服の過去の経歴と問題点

今のスタイルに落ち着くまでに要介護5の義母に今まで着せていた服は以下にあげますが、それぞれに介護をやる上で問題に直面しました。

どんな問題が起きたのかご紹介したいと思います。

最初はパジャマ

在宅介護をやり始めた当時は右も左も分からない状態。

当然のように1日中ベッドの上で過ごすという観点から一般的なパジャマを着せていました。

でも着替えをするたびにこんな問題に直面したんです。

パジャマの問題点

  • 着替えさせるのにとても労力を使う
  • 手が拘縮しているので袖に両腕を通すのが大変
  • 両足にズボンを履かせるのがとても大変

2番目は浴衣

パジャマでの着替えが大変だということを実感し次に試したのが浴衣。

浴衣なら着替えるのもパジャマに比べ断然に楽になりました。

ズボンがないので両足を履かせることもなく浴衣でくるっと巻くだけです。

でもやっぱり問題に直面しました。

浴衣の問題点

  • 尿漏れなどで濡れただけで全て着替えさせなければならない(丸々1枚の浴衣)
  • 例えば上半身のほんの1部分だけを汚してしまっても全て着替えさせなければならない

経験から学んだ着脱しやすい服の条件

以前に着せていたこのパジャマと浴衣はそれぞれの問題に直面しました。

そこから分かったことが、以下のような服が着脱しやすく介護もしやすいという条件です。

前開きの服

この前開きは介護をやる上では絶対条件ですよね。

前開きでないと頭から被せなくてはならなく、その状態からだと両腕を袖に通すのもかなり難航します。

寝たきりの着替えの基本は拘縮した腕から袖に通し背中から反対の腕側へ生地をもっていき、もう片方の腕を通すというのが基本。

前開きが一番適しています。

生地が伸びる服

パジャマの時に特に感じましたが、全く伸びない生地だと腕を通すときに引っ張るので破れたりしてしまいます。

特に腕が拘縮していると思うように動かせないので伸びる生地が理想です。

服は上下で分ける

浴衣の時に感じましたが、どこか1部だけ濡らしたり汚れたりしたら浴衣1枚全てを着替えさせなければなりません。

ということはやっぱり上下別々の服の方がそういった時でも着替える労力を減らすことができます。

最終的に辿りついたわが家のスタイル

着脱しやすいオシャレな婦人服

前項の条件を踏まえて辿り着いたわが家のスタイルをご紹介致します。

このスタイルになってからはかなり着替えが楽になり現在までこのスタイルに落ち着きました。

上半身は伸びる生地でオシャレな婦人服

  • 前開き
  • 伸びる生地
  • 袖まで伸びる
  • 見た目がオシャレなので外出時にもおすすめ
  • リーズナブルなお値段

着替えやすさを求めるならやはり服の生地は伸びるほうが断然に着替えやすいですよね。

それプラスある程度オシャレなものがあればいいということで、市販の婦人服ですがこのような服が機能性も見た目もばっちり。

伸びる生地で前開きの婦人服に出会うことが少ないので、見つけた時にはまとめ買いをしています。

下半身は季節によって生地を使い分けたこのアイテムが大活躍

下半身は両足を通すのが大変なのでズボンはやめ、巻くだけスタイルにしています。

このスタイルなら着替え時にはかなり楽にできます。

季節によって生地の種類を変えるのがポイントです。

「夏」はタオル生地

  • 暑い夏はタオル生地のラップタオルがおすすめ
  • 大判のタオルでも充分代用可能

「春・秋」は薄手の毛布生地

  • 春・秋の季節は朝晩が冷えるので薄手の毛布生地がおすすめ

「冬」は裏起毛の厚手の生地

  • 寒い冬には裏起毛の巻きスカートがおすすめ

まとめ

介護をしているイメージ画像

いかがでしたでしょうか。

わが家では要介護5の義母を在宅介護で看て15年目。

毎日着替える服だからこそ着脱しやすいスタイルがいいですよね。

15年の経験からこの上下スタイルに辿り着き今に至ります。

寝たきりの在宅介護は、毎日するケアがたくさんあるからこそアイディアも大事なポイント。

少しでもご参考になれば幸いです。

ポイント
  1. 毎日の着替えだからこそ着脱しやすい服を選ぶ
  2. 上下を分ける
  3. 前開きで伸びる生地は必須条件
  4. 下半身は巻くスタイルがおすすめ

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伸びる生地の婦人服

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