悪いケアマネージャーといきなり強烈なタイトルをつけましたが、介護サービス利用者目線でこの記事は書いていきます。
今年で在宅介護歴15年目を迎える僕達夫婦は今までに4人の悪いケアマネを見てきました。
悪いと言っても最初からそう思たわけではなく付き合っていくうちに段々と見えてきたのです。
今回はその経験を全て暴露しケアマネに困っている方へ向けて少しでも参考になればと思っております。
- ケアマネに不満をもっている
- 相談しても頼りない
そんな思いをお持ちの方は、僕の今までの悪いケアマネ体験を見て頂き反面教師にして少しでも良いケアマネさんに出逢えることを祈っております。
では早速いきましょう。
過去に断ったNGケアマネ4人

冒頭でもふれましたが、わが家では現在のケアマネさんは5人目。
もう長く今年で11年目を迎えます。
とても気に入っているケアマネさんで、この方に出逢えて在宅介護が劇的に変わったと言っても過言ではないほどです。
でも今のケアマネさんに出会う前までは散々泣かされてきました。
どんな過去のケアマネ4人なのかみていきましょう。
1人目のケアマネ 50代女性
初めての在宅介護で初めてのケアマネ。
とても優しい方でいろいろ親身にやってもらえてたのですが、持病があったようで休み気味の方でした。
僕達も最初なのでケアマネの存在とはどういうものなのか全く分からない状態で、最後はうつ病になり退社するということで先方から去って行きました。
あっという間の出来事です。
健康で元気にみなぎる活動的な人を探すべし!
2人目のケアマネ 60代女性
年配の方でふたを開けてみると他の仕事とかけもちをしていました。
そのためか連絡が繋がらない事が多々ありストレスを感じていました。
またそのケアマネの事業所が僕達の住まいから少し遠かったのですが、移動が自転車のみで行動範囲に無理を感じました。
この2点の理由から僕達からお断りしたのです。
行動力があり、いつでも連絡が繋がりやすい人を探すべし!
3人目のケアマネ 40代男性
要介護5の義母はてんかん持ちで、ある時てんかん発作で意識がなくなった時がありました。
急いで救急車を呼び病院に連れて行きました。
集中治療室に入りまだ意識が戻らない状況の時に現状報告としてケアマネに電話した時のことです。
ケアマネは義母の状態を心配する言葉を1つもかけずに
「次の介護サービスのスケジュールはどうするの?」
と淡々と事務的に聞いてきたのです。
まだこちらは義母の意識も戻らないし集中治療室に入ったままの状態なので動揺していたのですが、
「今すぐに返事をくれないと困る!」
と強く言ってきたのです。
さすがにこの会話のやりとりで、
この人は人間ではない! 血も涙も通ってない!
と痛感し次のケアマネを探すことを決意したのです。
優しさのかけらもない人は介護の世界には絶対にいてはいけない存在。
相手の気持ちを感じとれる人を探すべし!
4人目のケアマネ 40代男性
笑顔がよく雨の日も風の日もバイクですぐに駆けつけてくれて行動力があったケアマネでした。
最初は…。
そのうち少しずつ分かっていったのですが、このケアマネは独立して個人でやっていました。
知り合いの医者に借金をしていて頭が上がらず、利用者にその医者や知り合いの小規模多機能型施設を紹介してグルで仕事を回していたのです。
全て良い所なのなら問題ないのですが、ヤブ医者にクソ施設と最悪な人たちでした。
詳しい内容は省きますが色々大きな問題が起き裁判沙汰まで発展。
結局そのケアマネの方から国保連を通してわが家から去って行きました。
ひと言も挨拶もなく最後まで無責任な人でした。
個人でやっている人は注意した方がいいかも!?
ネットワークの広さが感じればまだいいかもしれないが、小さいネットワークでサービスを回す人は注意すべし!
4人のNGケアマネを反面教師に

わが家を過ぎ去っていったケアマネ4人。
最初の印象だけでは細かい部分まで見えないのでなかなか見極めるのは難しいですよね。
でもこの4人のケアマネのNGポイントをよく見ると最初から見極められる箇所もあります。
- 行動手段
- 行動力
- 会話からの人間性
など。
もちろん細かい部分までは付き合っていかないと分からない部分もありますが、最初にチェックしておきたい事を決めておいてケアマネを選んだ方がいいです。
この4人のケアマネをぜひ反面教師に、良いケアマネを選ぶ可能性を広げていってほしいです。
最後に

介護も人対人の関係がほとんどなので良いケアマネを見つけることは難しいと思います。
実際に僕達も当時は何が何だか分からない状態でのケアマネ探し。
まして毎日の介護でかなり疲弊していて「誰か助けて~」的な精神で探していたので、誰でもいいわけではないですが「引き受けてくれるならぜひお願いしたい」といった心境だったかもしれません。
でも各ケアマネと付き合っていくうちにストレスを感じることが日に日に増えてきて変えてきたのも現実。
結局は最初から良いケアマネさんに出逢えていれば、数年間無駄になることはなかったと今では感じています。
いろいろな人を見てきたり様々なことを経験してきて、今強く言いたいのはケアマネはしっかりと選んで欲しいということです。
ケアマネは各介護サービスを利用するにあたりかなり重要なキーマン。
僕達の経験を少しでも反面教師にして選んでくれればと願っております。
- 健康で元気にみなぎる活動的な人を探すべし!
- 行動力があり、いつでも連絡が繋がりやすい人を探すべし!
- 相手の気持ちを感じとれる人を探すべし!
- 小さいネットワークでサービスを回す人は要注意すべし!
- ケアマネは各介護サービスを利用するにあたりかなり重要なキーマン
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