在宅介護は暗い印象がどうしてもあります。
- キツイ
- ツライ
- クルシイ
の3拍子が揃っているイメージ。
希望もなにも見出せない。
実際に介護をやっているものにしか分からない心境です。
問題が起きるたびに逃げ出したくなりますが、わが家では絶対に諦めません。
在宅介護歴17年目のわが家で、諦めずに好転した実例をご紹介いたします。
少しでも同じ在宅介護の悩みを抱える方の、心の支えになれば幸いです。
在宅介護は希望が見出せない
在宅介護と聞いて明るいイメージを持つ人はいないと思います。
イメージとしては冒頭にも書きましたが
- キツイ
- ツライ
- クルシイ
の3拍子が揃っている。
自らの生活もままならない。
- 仕事との両立
- 家庭との両立
- 身体的負担
- 精神的負担
- 経済面
と不安ばかりが出てきてしまい、全く希望が見出せません。
問題が次から次へと
在宅介護をやっていると、すごく実感するのが次から次へと問題が尽きないこと。
もちろん親の介護なら、日に日に歳を重ねていくので弱っていくのが現実。
今まで当たり前にできていたことが、できなくなったりちょっとしたことで風邪をこじらせたり、と時が経つにつれて問題に直面することが増えてきます。
また直接介護ではないことでの問題も。
それは各介護サービスとの問題。
- サービスの質が悪い
- 言ってることとやってることが違う
- 頼りにならない
- 思いやりがない
- 誰も信じらない
など様々な問題がでてきます。
在宅介護でも結局は人対人の悩みがどうしてもでてくる。
この悩みは、現在在宅介護歴17年目のわが家でもあります。
諦めなければ好転
暗いことばかりしかない現実の在宅介護ですが、問題に直面した時に諦めないことが大切。
そこで投げやりになったら、どんどん負のスパイラルに陥ってしまいます。
- 何か他にいい方法はないか?
- 何としてもこの問題は突破する!
と、強い気持ちを持てば必ず良い方法が見つかったり良い結果に繋がります。
わが家では今までいくつもの壁を超えてきました。
もちろんその時はかなり辛かったです、諦めずにやってきた結果好転したものばかりなんです。
ではどんなものが好転してきたのかご紹介致します。
好転したわが家での実例
在宅介護を17年間やってきて好転したことはたくさんありますが、特に今でも記憶に鮮明に残っているものを取り上げてみたいと思います。
ケアマネ
在宅介護の要とも言うべきケアマネ。
在宅介護をやりはじめた頃には、このケアマネ問題にはかなり悩まされました。
信じられない人がたくさんいたんです。
と言うか、
うちは呪われているの?
って言うぐらい最初はケアマネ運がなかった。
ケアマネ次第で、在宅介護生活に雲泥の差が出るほど大事なキーマン。
最初のケアマネから4人連続何かしらの問題に悩まされてきたんです。
- 連絡がなかなか取れない
- 売り上げを上げるために強引に介護サービスをはめ込む
- 自分の知り合いの介護サービスを強く勧めてくる
それでも諦めなかった。
やっと5人目にして、現在も担当してもらっている素晴らしいケアマネに出会いました。
ここからは一変。
わが家の在宅介護が大きく好転したんです。
現在13年目に入ります。
5人目のケアマネで介護生活が一気に好転
担当医
担当医もなかなか恵まれなく悩みました。
最初の担当医は、義母の状態が悪い時に相談の電話をすると17時過ぎならアウト。
趣味の「今ボクシングやっているから心配なら救急車呼んで!」と言われる始末。
これ以来他の担当医に変えたのですが、こちらは看護師やスタッフも含めみんな冷たい。
以前マンションに住んでいる時に玄関のすぐのところがエレベーターがあったのですが、義母の問診が終わり帰っていった時の出来事でした。
玄関を出てエレベーター待ちをしていた医師たち。
そこで大きな声で
「ここの家族は心配性で細かい質問までうるさいなぁ~。全く」
と言う会話が聞こえたんです。
これにはびっくり。
それを聞いて他のスタッフも笑っているんです。
すぐに新しい医師を探しました。
そして巡り会ったのが、現在まで9年間診てもらっている今の担当医。
とても責任感がある方で、何度も義母の容態が悪くなった時でも必死に診てくれ、一度も病院への入院騒動は起こらなくなりました。
4人目にして安心して託せる担当医に出逢えた
重度訪問事業所
1番最初に重度訪問事業所を見つける際に、役所からもらったリストで家の近いところを片っ端から電話。
今は人の空きがなく看れないとの返事ばかり。
電話しても電話しても同じ回答。
どんどん電話をするところが少なくなり、在住の市内の事業所は全滅。
隣の市にある事業所まで電話しようと決意。
無理かなぁ~
と思いながらも電話をしたら
いいですよ。
とあっさり返答。
これにはかなり喜びました。
家から車で小一時間かかる距離にも関わらず、引き受けてくれてんです。
そこからかなり好転。
なんと友達がちょうど新しく立ち上げるので「声をかけてみますよ」とのこと。
そこからかなり広がりました。
その友達の事業所は都内にあったのですが、何人もヘルパーを出してくれ今に至ります。
電話を諦めずかけまくり、そこから一気に介護生活が楽に
介護と私生活との両立
これまでに書いてきたように
- 良いケアマネ
- 医師
- 介護事業所
を見つけられたことにより、より手厚い在宅介護環境を整えることができました。見つかるまではかなり悩み苦しみましたが、粘り勝ちって感じです。
在宅環境が整えば介護と私生活の両立は可能です。
100%の介護生活から単純計算で50%以下には落とせています。
全くゼロは難しいですが、コロナ禍前は毎年旅行に行っていたし、自分の時間も持てるようになったし、それなりに両立ができています。
手厚く信頼のある各スタッフに囲まれれば、安心して任せられのです。
介護環境が整ったことにより、旅行が行けるまでに
背中の汗対策
最近の話ですが、義母の体調が変わったのか背中に頻繁に汗をかくようになりました。
それまではSOYOだけで常に背中はサラサラ状態だったのに、急に体調が変わったかのようにすぐにびしょびしょに。
半年ぐらい背中の汗対策でかなり悩み、久しぶりの介護問題にかなり頭を悩ませていました。
SOYO以外に色々な方法やアイテムをかなり試したんです。
これがダメなら次、それがダメならって感じに。
でも一向に良くならず
何かないか?
と常に試行錯誤していたんです。
そしてやっと半年間の悩みから解放。
背中の汗対策が見つかったんです。
諦めなくて良かった。
いろんなあらゆる方法を試し、問題解決
最後に
諦めなければ好転するわが家の例を上げてみました。
あくまでもわが家の場合なので、みんながあう方法とは限りませんが、結局は
- 諦めない
- 妥協しない
ということが、かなり大事だと実感しています。
どこかで妥協していたら、その後の介護生活もすぐに崩れやすいもろい環境になっていたかもしれません。
それだとまた同じ悩みに直面します。
諦めないという強い気持ちを持って、環境を整えていけば明るい介護生活が待ってます。
少しでもご参考になれば幸いです。
コメント
コメント一覧 (4件)
こんにちは。
応援の村ぽちです。
往復でポチッ!!
★ ブログ村のバナーをクリックするのに大きくスクロールしなければなりません。
サイドバーにそれが設置されていれば応援が楽なのですが・・・
IN 30
OUT 10
介護ブログ(6,097サイト)116位
応援ありがとうございます。
貴重なご意見ありがとうございます。
早速サイドバーに設置するように対応いたします。
今後ともよろくしお願いします。
良かれと思ってコメントしても無視されることがあります。
早速の対応に感謝します。
応援の村ぽちです。
往復でポチッ!!
IN 50
OUT 30
介護ブログ(6,097サイト)160位
ありがとうございます。
読者の方の意見はとても貴重で、少しでも読みやすい記事にしたいので感謝しております。
今後も引き続きよろしくお願いします。