寝たきりの要介護5の義母を見ていつも思うこと

義母は今日もとても穏やかな表情をしています。

在宅介護を始めてもう少しで丸15年。

要介護5の義母を見て、いろいろ気づきや学びがあります。

目次

義母は強い人だ

平日に義母の顔を見れるのは夜の3時間前後。

毎晩夜勤の介護ヘルパーさんが入ってくれているので夜中の介護はバトンタッチ。

だから仕事が終わり帰宅すると、まず義母の部屋へ行き

「お義母さん、ただいま〜」

と挨拶をします。

まだ気管切開をする前は声が出せたので義母も

「お帰り〜」

と大きな声でいつも出迎えてくれていました。

しかし今は声が出せないので、挨拶をすると目を大きく見開いて

(お帰り〜)

と一生懸命に言ってくれているのが伝わってきます。

これこそ第六感の会話ですよね。

声の出せない義母ですが、間違いなく言ってくれています。

時には口をパクパクさせ

「お・か・え・り」

と言ってくれる時もあります。

声を出せずとも以前と全く変わらない義母。

強い人です。

何を楽しみに生きているのだろう?

そんな義母をいつも見ていると感じることがあります。

気管切開で声が出せなく、四肢麻痺で手足も動かせず完全に寝たりきり状態。

腸瘻も開けているので口から飲み食いもできません。

  • 何を楽しみに生きているだろう?
  • 何を生きがいに生きてるのだろう?
  • 何を考えて生きているのだろう?

そんなことばかりを感じてしまいます。

スピリチュアリズムで有名な江原啓之氏はこんなことを伝えています。

『人間の生きる目的はどんな状況になろうとも最後まで生き抜くこと。それが目的です。』

と。

義母は江原氏を知っているかどうか分かりませんが、まさにそれを実行しているすごい人です。

勝手な想像だがこんなことを楽しみにしてるのかな?

ここからは僕の個人的な想像ですが、義母はきっとそんな状態の身体になってもその状況で楽しみや幸せを感じているのかもしれません。

勝手な想像になりますが、それは在宅介護をやることにより実娘の妻と僕がいつもそばにいて家族を感じられること。

今日も義母に話しかけ、妻と話し、笑い、普段の生活を楽しく生きている。

きっとそんな日常的な明るい空気を味わえる喜びを噛みしめているのかもしれません。

だから今日も笑顔でいつもの日常を過ごす。

こんなことを感じさせてくれる義母はとても大きな存在です。

介護は日々教えられることがたくさん

介護をやっている人には、やっているものにしか分からない独特の辛さや苦しさがありますよね。

以前の僕もそうでしたが、どうしてもマイナス思考になり気持ちがどんどん沈みがちになってしまいます。

何で自分は介護をやっているんだ?

って訳が分からなくなるんですよね。

でもここの沈んでいる時期を耐え抜くと後は「ヤケクソ」ではないですが上にあがるしかないんです。

そうすると少しずつでも明るさが見えてきて、今度は介護に対して学ぶことがあることに気づいてきます。

もちろん現在でも「辛いなぁっ」て思う時がたまにありますが、それでも学ぶことはとても大きなものです。

これらは介護をやっていたからこそ気づけた一生の大きな財産かなぁって最近は思えるんですよね。

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この記事を書いた人

要介護5の義母を在宅介護で看て早15年目を迎えます。
介護の世界は独特です。
最初は介護の『か』の字も全く知らなかった状態で、ここまでいろいろな経験をしてきました。
培ってきた介護のノウハウと現実を発信していきます。

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