要介護5の義母へのプレゼント。
去年めでたく81歳の誕生日を迎えることができました。
在宅介護生活15年目を迎える義母。
現在は介護と僕たちの私生活を上手に両立できるようになりました。
そんな義母の件でまた毎年悩まされる時期がやってきたのです。(嬉しい悩みではありますが・・)
要介護5の義母へのプレゼントはなぜ悩むのか?
なぜ毎年悩むの?
それは要介護5の義母の状態にあります。
- 四肢麻痺・・・手足を自力で動かせない
- 腸瘻(ちょうろう)・・・お腹から腸へつながっている管で栄養や水分を摂っている
- 気管切開・・・首にカニューレという医療器具が入っていて声が出せない
とこんな感じだからです。
食べ物や飲み物、本など自ら楽しむものは無理なんです。
そうなると毎年どうしても花がらみのプレゼントになってしまいます。
だから毎年悩んでしまうんです。
81歳は『半寿』祝いって知ってましたか?
去年はちょうど80歳だったので傘寿のお祝いを兼ねて誕生日を祝いました。
しかし今回は81歳。
「誕生日のプレゼントh何がいいのかなぁ?」
なんていろいろ調べていたら、81歳にもちゃんとした長寿祝いがあったんです。
それは『半寿』というもの。
長寿祝いの一つ、81歳のお祝い「半寿」。 「半」という字は「八」と「十」と「一」の組み合わせに見えることから半寿=81歳になります。 81マスあることから、「盤寿」とも呼ばれています。
ギフトモールより
初めて知りました。
すごいですよね。
字の組み合わせで『半寿』。
早速この半寿のお祝いも兼ねていろいろ調べまくりました。
プレゼント品に悩みますが、嬉しい悩みでもあるんで良しとしましょう。
悩んだ末にこの2点に決定!
悩むに悩んだ結果、お祝いの品はこの2点に決定しました。
毎年花関係ばかりだったのですが、今回はガラリと変わりいい感じのものが見つかりました。
『半寿』祝いに縁起のいい鶴と松の絵柄が入った毛布
インパクトがすごくないですか?
紫のベースに2羽の鶴と松。
どうみても縁起ものですよね。
左上の方には赤色の文字で『寿』と入っています。
いやぁ~めでたい、メデタイ。
プラス要介護5の義母も毎日使えるので一石二鳥。
この毛布を義母にかけただけで部屋のイメージもガラリと変わりました。
鶴と松に包まれて少しでも長く元気で穏やかに過ごしてほしいです。
いつでも『ほんわか』心温まる名前入りのメッセージ額
もう一つのプレゼント。
せっかく半寿という長寿祝いも絡んでいるので、記念に形に残っていつでも見れるメッセージ額です。
義母の名前に沿ってメッセージをつけられます。
業者さんにはプレゼントを贈る義母のことやどんな感じのメッセージを送りたいかを伝えればメッセージを考えてくれるんです。
何回か連絡のやり取りをしたあとにこのメッセージに決定!
義母の名前の部分はモザイクを入れさせてもらいますが、ほんわかした色合いにメッセージ。
毎回わが家に入ってくれている各介護スタッフに対しての気持ちもメッセージに含みました。
この額を部屋に飾ったら毛布と同様に部屋のイメージがガラリと温かい雰囲気に変わりました。
一緒に購入したい便利グッズ
和室ならこのアイテムも一緒に購入するとかなり便利です。
壁に穴を開けたり紐でつるしたりという手間が一切なく額をかけられるグッズ。
色も透明なので壁にかけても違和感なし。
簡単にセットできてしっかりと壁に額を固定できます。
最後に
毎年悩む要介護5の義母へのプレゼント。
でも今回はこの2点に大満足です。
本人はどう思っているのか話せないので分かりませんが縁起のいい2点です。
健常者ならもっと本人が喜ぶような食べ物や旅行に連れて行ったりできるのですが、要介護5の義母には無理なのでプレゼントには毎年本当に悩むんです。
結局は義母の声も聞けないので実際にどう思っているか分かりませんし、僕たちのただのエゴで贈っているにすぎないと思います。
ただ81歳という半寿祝いを迎えられた義母に対して『思い出』と『形に残るものを残したい』という想いがあるのです。
同じような状態のご家族を介護している方にとって、プレゼントを贈る際の少しでも参考になれれば幸いです。
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