ハミングッドは大きく分けると2種類存在しているのを知っていますか?
タイトルにもあるように軸の部分(持つ部分)が紙軸とプラ軸の2種類あるんです。
この記事ではこの2種類の違いやどう使い分けるかについて、在宅介護歴17年目を迎えるわが家の視点からご紹介したいと思います。
疑問を持った人はチェックしてみて下さいね。
疑問がスッキリ解決しますよ。
ハミングッドとは
『ハミングッド』とは、歯・歯ぐき・舌の汚れを効果的に除去する口腔用スポンジブラシです。
特に介護用品というわけではありませんが、わが家の要介護5の義母のように口を上手に開けられないような介護者の口腔ケアでは、とても使いやすいアイテムです。
ハミングッドは紙軸とプラ軸の2種類
冒頭でも軽く触れましたが、ハミングッドには持つ部分の軸の素材が紙でできている紙軸と、プラスチックでできているプラ軸の2種類が存在します。
この違いには何か意味があるのでしょうか?
介護で使う消耗品だから安いものに越したことはないですよね。
それならばあえて高い方を使う意味はあるのでしょうか?
材質なんて関係ないと思う人はちょっと注意が必要かもしれません。
次の項で詳しく探っていきましょう。
紙軸とプラ軸の違う点
まずは紙軸とプラ軸の大きな違いを簡単に比べてみます。
紙軸のハミングッド
この写真はわが家で以前に使っていた紙軸のハミングッドです。
持つ部分の軸の素材が紙でできていて、値段は30本入りで¥1,300。
1本あたり¥43になります。
プラ軸のハミングッド
この写真はわが家で現在使っているプラ軸のハミングッドです。
持つ部分の軸の素材がプラスチックでできていて、値段は50本入りで¥1,100。
1本あたり¥22になります。
購入先でもだいぶ値段が変わります。
わが家はいつもアマゾンで購入しています。
紙軸とプラ軸はどう使い分ける?
消耗品なので値段が安い紙軸を購入するのが最もベストですが、プラ軸はわが家の要介護5の義母のような状態の人には必要なものになります。
どういうことかというと、
- 歯磨きをする際に上手に口を開けられない
- 自ら口を開けられない
- ハミングッドを口に入れると噛んでしまう
という人は、絶対にプラ軸のハミングッドにした方がいいです。
もし紙軸だと上手に開けられない人なら、口に入れる時間が長くなってしまう恐れがあります。
噛んでしまったり口からなかなか取り出せなくなると、その紙軸の破片を飲み込んでしまう恐れが出てきます。
そうなると大変ですよね。
高齢者は誤嚥の危険もあるのでとくに注意したいポイント。
プラ軸なら安心です。
わが家の口腔ケア
わが家の要介護5の義母は、口を開けられる日と開けられない日がまちまち。
口を自らゆすげないのでプラ軸のハミングッドが重宝します。
いつもやっている口腔ケア方法は、水の入ったコップに歯医者さんが勧めてくれたコンクールを3〜4滴垂らします。
そこにプラ軸のハミングッドをつけスポンジに吸わせてギュッと手で絞ります。
そのハミングッドで歯と歯茎を優しくマッサージするような感じで全体を磨いていきます。
自ら口をゆすげないのでもう1つ水だけを入れたコップにハミングッドを吸わせて、またスポンジ部分をギュッと手で絞り、そのゆすいだハミングッドで歯と歯茎全体についたコンクールをとる感じで全体を磨きます。
わが家は大体こんな感じで口腔ケアをしています。
あとは月に2回ほど、歯医者さんに来てもらっているのでしっかりとケアをしてもらっています。
まとめ
ハミングッドには大きく2種類のタイプがあります。
軸が紙タイプとプラスチックタイプ。
あとはスポンジの大きさだったり形状だったり様々なものがあります。
口腔ケアでハミングッドを使用する人は、要介護者の状態によって使い分けるのがおすすめです。
- ハミングッドは紙軸とプラ軸の2種類がある
- 要介護者の口の開け方によって使い分ける
- 紙軸だと紙の破片の飲み込む危険性がある
- 上手に口を開けられない人にはプラ軸が安心
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