「お母様の動きが変なんです!?」 夜中に突然の電話で降りかかった非常事態

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夜中に突然の電話。

夜勤ヘルパーさんからでした。

スマホの呼び出し音で始まった要介護5の義母の非常事態。


何があった!?


これは先日、わが家で起きた実話です。

目次

夜中に突然電話が

夜中の突然の電話のイメージ画像

わが家では毎晩夜勤ヘルパーさんに要介護5の義母を看てもらっています。

今では我々夫婦も睡眠時間をしっかり確保できるようになり、数年前の介護生活と比べるとかなり普通の生活を送れるようになりました。

要介護5の義母の介護部屋は1Fで、我々夫婦は2Fで寝ています。

そのため何かあれば、携帯の方に電話をするようにヘルパーさんに伝えてあります。

たまに電話はかかってきます。


「明日の薬がないのですが」

「備品の〇〇がないのですがどうすればいいですか?」


など。

そのような電話は引き継ぎが終わって大体30分以内のことが多いので、我々も寝る前のことがほとんど。

でもこの日は、我々がすっかり眠りについた時間におきました。


確か夜中の1時前だったと思います。

何が起きた!?

夜中の突然の電話のイメージ画像-2

携帯電話の呼び出し音で目覚めました。

その瞬間、急に起きても嫌な感覚が込み上げてきました。

夜中で周りは静まり返っているので、妻の携帯先からのヘルパーさんの会話も、隣に寝ている私にも聞こえてきます。


「お母様の動きが変なんです」


すぐに妻は飛び起き下におります。

私もすぐに続き下りて行きました。

1Fの介護部屋に入り要介護5の義母を見ると、信じられない光景があったのです。

只事ではない事態

夜中の突然の電話のイメージ画像-3

ベッドに横たわる要介護5の義母。


なんと全身痙攣していました。

ピクッピクッピクッっと。


意識はあるのですが、震えというよりは痙攣。

体温を測ったらなんと38.5度。


これは只事ではない。


どんな感じでこうなったのか、ヘルパーさんに事情を聞きました。

話によると、夜中の体交をしようとした時に痙攣が始まったようです。

義母はてんかん発作もたまにあるので、ヘルパーさんが最初はそう思ったようなのですが、いつまでも痙攣が止まらない。

しばらく様子を見ていましたがそれでも全く止まらず。

いつものてんかん発作なら、長くても5分ぐらいですが治らない。

それで電話をしたと。


確かにいつもと違います。

すぐにとった対応策

夜中の突然の電話のイメージ画像-4

こんな状態は初めてで事情をヘルパーさんから聞くと、妻はすぐに担当医に電話。

わが家で診てもらっている先生は24時間電話対応もしてくれるので、夜中の1時でもすぐに出てくれました。

妻が一部始終事情を説明し、先生からは「解熱剤を投与して様子を見てくれ」との指示。

その後訪看に電話をし、看護師さんが1時間後にきてくれることになりました。

こんな時は先生や看護師さんが夜中でも対応してくれるのが、とても心強いとつくづく実感しました。

救急車を呼ぶのもありなのですが、入院だけは極力避けたかったのです。

というのも、今までに何度も病院の対応に泣かされてきて不信感しかありませんでした。


だから【最期まで義母を自宅で看る】という気持ちは、担当医にも話してあります。

様子見

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それから1時間後。

看護師さんが到着。

義母の痙攣は一向に治る様子がありません。

看護師さんに事情をもう1度説明しました。

看護師さんの話によると今の状況だけで考えられるのは、健常者でも高熱が出ると寒くなりぶるぶる震える状態。

「もしかしたらお母様もその状態で、それが痙攣として出ているかもしれません。高齢者は高熱で痙攣を起こす方が結構いるんです。」

とのこと。

でも義母はこの全身の痙攣で全く眠れない様子。

それはそうです。

これだけ全身が震えたら落ち着いて寝れるわけがありません。


その後、看護師さんからは「また今日の昼過ぎに様子見にきますね」と言ってくれ帰っていきました。

最後に

夜中の突然の電話のイメージ画像-6

突然の夜中の電話って怖いものです。

絶対に何かあるわけで、それも分かっているのでなおさらです。

過去に1度か2度あったと思いますが、その時はここまでのことではなく「熱が上がってきたので解熱剤を入れていいですか」の確認などの電話だったと思います。

今回の痙攣騒動。

全く眠れない義母。


この先どうなる?


また次の記事でご報告いたします。

その後の記事はこちら

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