寝たきり高齢者の室温調整 外の空気を入れずに部屋のこもり熱をスムーズに下げる方法!

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わが家では要介護5の義母を在宅介護していますが、春や秋などの季節の室温調整で困ることがありませんか?

クーラーをつけるまででもないぐらいの暑さの時にどのようにするか?

普通なら窓を開け外の空気を入れればすぐに心地よくできますが、寝たきりの高齢者には直接外の風を入れて体に当てるのは状況によっては危険。

わが家ではこんな方法で室温調整をしています。

目次

クーラーをつけるほどではない時の室温

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クーラーをつけるほど暑くない時の室温調整ってかなり難しいですよね。

クーラーをつけるまでではないけどなんか暑い。

健常者ならいいですが、寝たきりの介護部屋は特に注意が必要。

クーラーをかけて急激に室温を下げるのも要介護者には負担が大きい。

ちょっとだけ部屋がこもっているって時の部屋の調整は難しいものです。

寝たきりの高齢者には外の風を直接あたらせたくない

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気候によってはいい時もあるかもしれませんが、わが家の義母のように完全寝たきりの高齢者には極力外の風をあたらせない方が無難です。

ましてわが家の義母は気管切開もしているので「寒い・暑い」も自ら声を発せられません。

介護する我々が感じ取るしかありませんが、健常者の感覚で暑いとか涼しいとか判断するのは危険。

室温設定は極力温度計で室温と湿度を見ながら、本人の顔や体を触ったりして感じとるぐらい敏感にならないといけないと思っています。

外気を入れずに部屋のこもり熱を下げる方法

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クーラーで冷やすほど暑くないが「なんかこもる」っていう難しい室温の時に、外気を入れずに調整する方法を最近見つけました。

あくまでも我が家での実体験からのご紹介なので、部屋の構造や地域、介護者の状態によって全てが当てはまるわけではないでご参考程度にどうぞ。

廊下側のドアを開ける

まずは介護部屋の外の窓を開けるのではなく、家の中のドアを開けて空気を入れる方法。

我が家では介護部屋の家内のドアは2つ。

1つは玄関・廊下側のドア。

ここを開ければ廊下側の空気が入ってきます。

2Fの窓を開けたり他の部屋の外窓を開けておけば、その空気が廊下や玄関に入ってくるので直接外の風を要介護者に当てる心配はありません。

またもう1つのドアはキッチ側にありこちらも同様。

キッチンの窓を開けて外の空気を入れておけば、間接的に介護部屋に空気を流し込むことができます。

エアコンの「送風」を使う

廊下側のドアを開けてもその日の気温などによって、介護部屋の室温が下がりにくいことが度々ありました。

部屋のポイントによっては、こもっているところも発生。

そんな時はエアコンの「送風」機能を使うと便利。

「送風」ってなんのためにあるのかずっと使わずに疑問だけありましたが、これがすごいんです。

10分で1℃下がる

エアコンの「送風」機能を、上下左右の羽根が動くモードでつけるとすごいです。

わが家のある日の場合ですが、時間と室温を測ってみたんです。

10分で約1℃ずつ下がっていきました。

もちろん気温の高い日は廊下側の空気も暑いのでそこまで下がらないと思いますが、春や秋などのクーラーをつけるまでの暑さではない時などには、かなり有効的だと感じました。

まとめ

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案外見落としがちなエアコンの「送風機能」。

私はこれまで1度も使ったことがありませんでしたが、こういう時に使う機能のようです。

クーラーをつける前などでも、送風機能で空気の循環をしてからクーラーをつけると冷えるのも早くなるそう。


寝たきりの高齢者には色々気をつけることがあり、ちょっとしたことで体調を崩しやすいので、家電の機能もフルで上手に活用していきたいですよね。

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