新しい重度訪問介護事業所との面談。
数年見つからなかった日勤ヘルパーがいるとのことでかなり期待していましたが、そんな気持ちはあっという間にねじ伏せられました。
なんと面談当日にわが家に来る予定が来なかったのです。
この辺の詳しい内容は前回の記事に書いていますが、今回のこの件でとんでもない【ある共通点】を見つけました。
今回バックれられて思い出したこと
今回バックれられたことで、過去の嫌なある訪問介護事業所を思い出しました。
今回と過去の両者の共通点に気づいたんです。
バックれられて頭に来たのと同時に、
「あれっ、これって過去のあの事業所とそっくりだな」
って。
それも何点も共通するところがある。
そんな思いが怒りと同時に込み上げてきたのです。
この記事ではそんな話をしてみたいと思います。
あくまでも在宅介護18年目の目線からです。
今回の件で感じた危険な事業所の共通点
それでは以前酷い目に合わされた事業所と、今回のバックれた事業所の共通点はどんなところなのか。
あくまでも私個人的な視点ですが、ご紹介いたします。
少しでもご参考にしていただければ幸いです。
連絡が取れない
連絡が取れないって言語道断です。
もう何もこちらからやれることがない。
まして電話をしても、呼び出し音も鳴らず留守電にも入らなければこちら側が連絡しているという履歴も残らない。
最悪なパターンです。
事務所にかけても誰も出ない
担当者の携帯に繋がらなければ、担当者が所属する事務所にかけるのが次の対応ですが、ここも出ない。
それも会社の固定電話。
ということは、その事務所には誰もいないということです。
もし、ここの事業所にサービスをお願いしていたとして何か緊急に連絡を取りたい時など、どうすればいいのかなんて心配もしてしまいます。
全国展開
そして今回、私が両者の共通するところで最もビビッときたところが、全国展開している事業所だということ。
ビジネス的には成功しているようですが、人材育成というところまではかなりお粗末。
以前の酷い仕打ちにあった事業所は、常に利用者と裁判沙汰になっていたようです。
そりゃそうですよ。
今回の私みたいに、基本的な約束もすっぽかすような管理をしているから事故が起きるのも当然だと思います。
介護でこういった「完全ビジネス化」みたいな姿勢はどうも好きになれません。
冷たいというか冷淡。
機械的な感じを受けます。
ホームページが胡散臭い
ホームページを見てみるとなんか胡散臭い。
立派なホームページなんですけど、なんか伝わってこないんです。
利用者思いっていう気持ちが。
それよりもこんなに全国展開していて、あっちこっちにたくさんあるから安心してください的な表現が多い。
こんなシステムや制度があるから頼ってくださいみたいな。
でもなんか嘘くさいんです。
だいたい代表者の挨拶ページも胡散臭い。
嘘の笑顔の写真に全く心がこもっていない挨拶文。
これは両者のホームページとも、全く同じ怪しい匂いを感じました。
売り込み感がすごい
そして営業力もすごい。
これだけ全国展開しているから当然と言えば当然。
今回のバックれた事業所も、ケアマネさんの事業所に「ヘルパーいますよ」っていうFAXが突然流れてきたそうです。
今はどこの介護関係事業所も人手不足。
そんななか人材がいるのは素晴らしいことですが、どうもこういった事業所は1人の人材に無理なスケジュールを組ませて「売り上げ売り上げ」っていうノリで営業しているとしか思えません。
そうなると1人1人の利用者にっていう気持ちが全くなくなるんですよね。
利用者を人としてではなく、あくまでも商品としてみている。
要介護が軽い人ならいいですが、わが家の義母のように完全寝たきりの要介護者にとっては、絶対にこんな事業所には頼みたくありません。
最後に
ちょっと解せないですが、こんな対応で全国展開をする事業所。
最初の面談から顔も見せず謝りの電話1つもなく終わってしまいました。
でももしそのままヘルパーを頼むことになったらと思うと、「最初から分かってよかのかなぁ」って思えます。
サービスを頼んでから色々ずさんなところを気づいていく方がよっぽどしんどかった。
だったら頼む前の今の時点で、変な事業所だったと分かっただけでも危険回避ということで良しとします。
そんな事業所の餌食にならないように、皆さん注意してくださいね。
これ以上被害者が出ないことを祈るばかりです。
- 連絡が取れない
- 事務所にかけても誰も出ない
- 全国展開
- ホームページが胡散臭い
- 売り込み感がすごい
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