第7話 もうやめてくれ!これ以上見たくない現実にあった恐怖の介護施設

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さまざまな不信感が次々と露出。

そしてついには義母にも。


この施設は最悪だ・・・


次々に出てくる目を疑うような現実。

特養は初めてだったがこういうのが特養なのか、それともこの施設だけ異空間なのか分からなくなった。

しかし、まだまだ他にもでてきて精神的にも限界が近づいてくる。

目次

瞬時の歯磨き整列

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特養に入所している義母は、2Fの部屋にいるので面会時はいつもエレベーターで上がっていく。

面会に行ったある日、エレベーターに乗り2階について扉が開くと目の前の廊下に入所者たちがズラッと一列になって並んでいた。

突然目の前に広がった光景なので


「一瞬なにごと!?」


と思ったが、そのまま見ていたらその列の中にも義母がいた。

最前列から順番に歯磨きタイムだったのだ。


いわゆる歯磨き整列!?


職員が歯磨き用のウェットティッシュを人差し指に巻いて、入所者たちの歯を奥から歯並びに沿ってグイッと一回撫でるだけ。

およそ1人にかかる時間は4〜5秒ほど。

整列している入所達を


「はい次!はい次!」


と声が聞こえてきそうな勢いで順番に次々と処理していく。

この光景には胸がはち切れそうな気持ちになった。

忙しい作業なので介護する側が大変なのは分かるが、歯磨きに全くなってなく形式だけで


「歯磨きやってますよ〜!」


的な感じにしか見えない。

それ以来面会に行った日は、僕達が義母を洗面所に連れて行きしっかりと磨くようにした。

せめて土日の週2回だけでも。

近寄ってはいけないヘルパーステーション

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どこの介護施設にもフロアの一角に『コの字』のカウンターがあり、いわゆるヘルパーステーションがある。

義母が入所する特養のヘルパーステーションには、テレビもあり憩いの場になっている。

だから『コの字』のカウンターを囲む様に入所者たちが常に集っている。

ある日何気なくヘルパーステーションを遠くから見てみると、『コの字』のカウンターの中にヘルパーが座っていたが、何と出前の寿司を食べていた。

もちろん何を食べてもその人の自由だが、周りに集っている入所者の中には食べている姿を羨ましそうに見ている人もチラホラいた。

周りへの気遣い、というところで疑問を感じた。


また何と!


食べ終わった後にそのままそこでタバコを吸っているではないか。

『コの字』のカウンターの周りに集まっている入所者たちの真ん中から煙がプカプカと立っていた。

もうさすがにこの施設はヤバイと思った。

ほったらかしの食事介助

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ある面会に行った時のこと、施設では食事の時間帯だった。

食堂にいる義母の所へ向かい、またまた驚愕した。

当時はまだ右手だけは自分で動かせ咀嚼もできる状態だったのだが、右手を食器から口までしっかりと動かせるわけではなく、食事介助が必要な状態。

にも関わらず、行った時には誰も義母の横についておらず車椅子に乗った義母は一生懸命スプーンで口まで運んでいた。

しかし半分以上の量の食事が、前にかけた介護エプロンの上にこぼれていた。

スプーンの上にほんのわずかの量しか残っていない食事を、一生懸命に口に運んで食べていたのだ。

とても可哀想で、こんなことが毎日続いていたと思うとやるせない気持ちになった。

半分以上こぼれていて、しっかりとした量の食事ができていない。

ましてこの時は食べるのが1番楽しみだっだ義母なので、心が締めつけられる思いだった。

歳のせいで痩せてきたのかと思っていたが、それだけではなかったと判明。

こんなに悲しく、切なくなることがたくさんあるとは。


結局老健とはこんな感じなのか・・


やるせない気持ちでいっぱいになった。

しかしまだ他にも不審な面があるのだ。

謎の意識障害

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そんないろいろな面がたくさん目についてくるようになったが、まだ悲劇は終わらない。


面会に行ったある日のこと。


いつもは行くと義母と会話を交わすのだが、何かこの日は様子が変。

話しかけてもボーっとしていて会話が出来ない。

呼びかけたら顔をこちらに向けるのだが目が虚ろ。

意識はあるみたいだが反応が鈍いので職員に聞いて見たところ


「ここ最近あまり元気がないがバイタルは大丈夫です」


とのこと。

疑問を感じながらも、夕方の食事が終わった後の歯磨きをしてあげようと義母を洗面所に連れて行った。

いざ始めようと歯ブラシを近づけても、反応が鈍く口を開けてくれない。

問いかけに答えてくれず意識がハッキリしていない。


明らかに何か変だ。


先週までは、いつもの会話を交わせる元気な義母だったがこの1週間でなにが・・・。


僕たちは勝手な予想だが睡眠薬を飲まされているか、まともな食事を取れていなかったので栄養失調にでもなったと思った。

今までの施設の対応を見ているとそう思ってしまうのは当然だ。

だいたい悪い施設は担当の医者も看護師も施設とグルなので、義母のことを質問しても本当のことは絶対に言わないだろう。

これは、本当に介護施設によくある「あるある話」だ。

今までにいろんなところで見てきたり実際に経験をしたから間違いない。

このままでは本当に義母がヤバい。


もうここまでか…。

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