【実体験】ヤバイ介護施設だから在宅介護に踏み切った! 反面教師にして下さい

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これから話すことは僕たちが実際に体験した紛れもない事実です。

今から約15年前に入所した特養では、いろんな信じられないことを体験しました。

現在でもこんなことが起きているのか分かりませんが、介護施設を選ぶ基準に少しでもしてくれればと思います。

目次

だから在宅介護に踏み切った!

特養で体験した様々な嫌なこと。

介護度が重くなるほど看ることは多くなる分、介護施設に預けると心配事も増えますよね。

でも最後にいた特養は、そんな心配を遥かに超えるぐらいの信じられないことを次々に目にしたのです。

いくつかの老健で数年看てもらい、最後に特養に入所できて喜んだのも束の間。

すぐに目を疑うようなことが起きました。

最初の内はこれが特養か!?

と老健との違いだと思いましたが、最終的には全く信じられないずさんな施設だと実感しました。

とうとう義母に危害が加わってしまうというところまできてしまい、

このままでは危ない!

と思い在宅介護に踏み切ったのです。

「ヤバイ介護施設」と思った9つのこと

それでは最後にいた特養はどんなところが「ヤバイ介護施設」だと実感したのか?

具体的に示したいと思います。

これから介護施設に入所する予定のある方の少しでも選ぶ基準になれば幸いです。

1.特養カット

「特養カット」というものがあるのはご存じでしょうか。

いわゆる介護する側がケアしやすいように短く髪の毛をカットするスタイルです。

義母は髪が長かったのですが、ある日面会にいくと後ろとサイドは刈りあがり、トップとフロントも立つぐらいまで短くされていました。

家族の同意もなしに勝手に切られていたのです。

2.短期間にノロウィルス続発

入所して1か月もしないうちにその施設ではノロウィルスが発生。

面会謝絶で心配したことがありました。

騒動がやっとあけて胸をなでおろしたのも束の間、またすぐに発生。

施設の中も衛生上汚い箇所があちらこちらに見受けられたし、今思うとノロウィルス続発はなるべくしてなったなと思えます。

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3.仕切りカーテンがない部屋

義母が入室していた部屋は4人部屋。

普通なら4人のプライベートを確保するために仕切りのカーテンがありますがこの特養はなし。

他の3人の入所者も義母のように寝たきりならまだ分かりますが、自分で動ける元気な人たちばかり。

だから本を読んでいるとかテレビを見ているとか全て全員丸見えです。

義母はオムツをしているのでオムツ交換時も丸見え。

お互いに嫌な気持ちになってしまいます。

プライベートがまったくない空間でした。

4.挨拶を全くしてくれない事務所

毎週末は面会に行っていたのですが、施設の入口から入ると玄関の右側には事務所があります。

毎回訪れた時には、そこで

「こんにちは!いつもお世話になります。」

と挨拶をして入っていきますが全く返答なし。

仕事でバタバタしているとか電話しているとかの状況でもないのに完全に無視です。

全く愛想のない職員たちでした。

もうこの時点で怪しいですよね。

5.裏の顔

この特養は完全に裏の顔がありました。

ある日施設のイベントで夏祭りがあったのですが、他の入所者のご家族もたくさん参加していました。

その時に前項とは全く違う態度を目の当たりにしたのです。

職員はみんな笑顔ですれ違うたびに

「こんにちは」

と挨拶をしてくれます。

もちろん入り口横にある事務職員も、行った際には笑顔で「こんにちは」と挨拶。

度肝を抜かれました。

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6.機械的な歯磨き

歯磨きが秒殺でした。

ある面会に行った日。

施設の廊下には入所者が真っすぐに整列。

何事かと思ったら歯磨き整列です。

職員が人差し指に口腔ケア用のウエットティッシュを巻き、列に並ぶ入所者を前から順番に歯磨きをしていました。

が!

1人にかける時間は僅か数秒。

はい次、はい次

といった感じで機械的な歯磨きでした。

あんなサッと撫でるだけなら、やってもやらなくても一緒です。

7.異様なヘルパーステーション

どこの施設にも各フロアーにヘルパーステーションがあります。

だいたいの施設はヘルパーステーションの周りに入所者が集います。

この特養もヘルパーステーションにテレビが1台あるので集まります。

ある日のこと。

ヘルパーステーションの中に座っていた職員が出前の寿司を食べていました。

羨ましそうにそれを見る入所者たち。

また食後にはプカプカとタバコを吸っていたのです。

もちろん館内は禁煙。

8.ほったらかしの食事介助

面会に行ったある日。

ちょうど食事時間で義母は食堂で食事をしていました。

しかし誰も義母の食事介助をしていない。

当時の義母はまだ右手が動かせ口から飲食を出来る状況でしたが、しっかりと皿から口まで運べる状態ではないので食事介助は必須。

しかし義母は1人きりで一生懸命に食べていましたが、口に運ぶまでにスプーンからは半分以上の食べ物がこぼれていました。

9.謎の意識障害

面会に行ったある日、義母の意識がもうろうとしています。

様子がおかしいなと思い職員に聞くと

「バイタルは問題ないけど最近元気がないんです」

との回答。

問いかけにもこちらに顔を向けますが、全く話さなくなってしまいました。

面会時に僕たちが毎回歯磨きもしていたのですが、ボーっとしていて口すら開けてくれなくなったのです。

前項の半分も食事をしていないと理由もあるかと思いますが、多分栄養失調や睡眠薬などを飲まされているのでは、と思うほど反応が鈍い。

会うたびに覇気がなくなる義母。

このままだとどんどん弱っていくのが目に見えました。

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最後に

実際に僕たちが体験したことを綴りました。

実際にはこんな介護施設ばかりではなく、もちろん良い所もあるかと思います。

でもやっぱり施設は何人も看ているので、どうしても1人の要介護者に対してのケアの質が下がってしまいます。

自ら動ける人やしっかりと発言できる人なら、介護施設も楽しいものになるかもしれません。

でもわが家の義母は要介護5の完全寝たきりで、人の手助けがないと1人では生きられない状態。

完全な受け身なわけです。

そんな弱者にも少しでも安心できる介護施設が、1軒でも多く訪れてくれることを願うばかりです。

これから介護施設を探す方の少しでも選ぶ基準になれば幸いです。

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